真面目なかぁちゃん再登場です。

前回ではシニア犬のトリミング中の変化について私見を書かせて頂きました。

本題は「超高齢犬のトリミング」です。

15歳以上で新しくサロンを探そうとなると間違いなく断られます。

ご愛犬も「目が見えない」「足元が覚束ない」など症状が表れていると思います。

店側とすれば、長年お世話させていただいての15歳越えならばその子の体調等の変化に対応できるのですが初めてとなると全く分からないので躊躇します。

それでもサロンを探さなきゃならない場合。

「奥の手」を試してみて下さい。

大型店舗やチェーン店NGです。

営業規約が決められていて融通が利きません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　狙いは小規模や個人経営のサロン。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　方法は泣き落とし😅

「えぇぇぇー😰」と思われるでしょうが、この方法かなり効きます😜　（経験上💦）

先ずは正直に年齢、持病（服用中の薬があるなら名前）現在の状態を伝えて下さい。

そして一言「できる範囲で良いので」（これかなり大事！）付け加えて下さい。

お世話をする上ででいかに困っているか、ご愛犬に負担をかけているかを切実に🙏説明し他に頼る所は無いんです😭と訴える。

そうまで言われれば大体のサロンは、取り敢えずご愛犬の状態を見せて下さいと言うと思います。

ここまで来たらしめたもの😁

連れてい行って、最低限やってほしい事、出来るならばこれもと、トリマーに相談して下さい。

寝たきり状態だってトリミングは可能です。

できる範囲で。多くを望むとご愛犬にも負担になります。

先々の事も考えると、良いご縁ができることを願います。

何故此処まで高齢犬のトリミングにこだわるか？　高齢犬こそ必要だからです。

ご相談を受けた皆さんは本当に困っていましたが、それがとて良くも分かるからです。

私自身去年を含め今までに9頭を見送り、現在も2頭介護中です。

高齢犬のお世話では流動食を食べさせれば口周りが汚れ、覚束ない足取りでは排泄物で足や足裏が汚れ、オムツを着けるようになれば陰部周りが汚れます。

いくら拭いてあげても被毛が伸びたままでは清潔さは保てませんし皮膚病の原因にもなります。

爪や足裏の毛が伸びたままでは覚束ない足元が余計にふらつき踏ん張れず歩くこともままなりません。

若い子と違う、清潔で快適に過ごせる為のトリミング。

勿論、最後の最後まで我が子には可愛らしく🧡という要素も含まれます🥰

今はまだ若いわんちゃんの飼い主様もいずれは迎えるその日々の為にも少しでも頭の片隅に

残しておいて下さい。

そしてシニア犬と暮らしている飼い主様、参考になれたら嬉しく思います。1日1日を楽しく大事にお過ごし下さい

♯プードル♯高齢犬トリミング♯昭和区トリミング＃ドッグフードニュートロ

久しぶりの投稿になります。

最近気になることが２点あり、長くなるので何回かに分けてここで取り上げたいと思います。

①シニア犬のトリミング

②嚙み癖のある子のトリミング

まずはシニア犬のトリミングから

トリミングの欄でも触れましたが、11歳を過ぎた頃から今迄大人しくしていたのが少しずつ嫌がるようになる子がでてきます。

養老先生の「８０歳の壁」ではありませんが、この現象を勝手に「11歳の壁」と呼んでいます😜

多分、ご自宅でもソファーにスムーズに乗れないなどの体の方の衰えも現れていると思います。

同時に我儘にもなってきているのではないでしょうか？

これは「我儘」ではなく、今迄躾によって抑制されていたものが年とともにされなくなってきたと考えます。

それがトリミング中に顕著に現れます。

専門家ではありませんが、長年何百頭と接してきた経験からの話です。

最初は後ろ足を触られるのを嫌がり、最終的には顔周り。

嫌がるだけではなく暴れたり、中には嚙みついたりする子も・・・😱😱😱

で、トリマーが手にしているものがハサミ、バリカン等の刃物（リスク１）

そして心疾患を患う子も増えてきます。

ただでさえトリミング中に細心の注意を払わなければならない子が暴れて興奮する😨（リスク2）

リスク１の怪我をさせる危険、リスク２の倒れる危険（最悪の場合、死）

これらのリスクによりトリミングを断られたり、数か月ごとの獣医師の診断書を提出をさせられる

という事が起こります。

なぜここでこの問題を取り上げたかというと、最近相談件数が増えたからです。

相談者の方達は一方的な話に納得できず、怒ったり戸惑ったりしながらシニア犬のトリミングを受け入れるる店を探します。

相談を受けながら思った事は双方のコミュニケーション不足。

ぶっちゃけて言えば、店側からしたら「暴れられて嚙みつかれられて、怪我でもさせた日にゃとんでもない事になるし時間も手間も何倍とかかる」「その上心臓が悪けりゃ下手すりゃ死んじゃう」

そんなリスクを負うより元気な子をトリミングした方が効率が良い。

気分を害されたら申し訳ありません。トリマーも人間ですから中にはそんな考え方もあるという話です。

そこでこのような事態を避けるためには毎回の会話が大変重要になってきます。

トリマー側もお客様がご気分を害するかもしれなくても暴れた、噛んだ等事実を率直に説明する。勿論暴れた→嫌がった、嚙んだ→お口を持ってきたと言い換える事が必要ですが😅

お客様も積極的に質問して、事実を受け止て下さい。

ご自宅では大人しい子がトリミング中に問題行動を起こすのは変化の兆しです。

そして兆候がみられたら同じトリマーにトリミングを頼んで下さい。過程がつかみやすいですし、トリマーの方も対応がし易いです。

そしてしつこいようですがコミュニケーションをしっかり取って下さい。

違う意味でのトリマーも人間です。元々が犬好きでのこの仕事、長年のお付き合いでご愛犬に情が移ります。

そしたらしめたもの、最後までトリミングさせて頂こうと思います。断られることはありません。

これはシニア犬だけの話ではなく、若い頃からなるべく同じトリマーに頼むことが大事です。

トリマーは美容でけではなく全身触りますので異常を見つけることがよくあります。

前回との違い、その後の様子見。トリマーが変わるとそれが出来ません。

良いトリマーとの出会いがご愛犬の健康の維持の手助けにもなりますよ😘

久しぶりのブログ、かぁちゃんらしくなく真面目なはなしになりました😜

真面目なかぁちゃん、しばらく続きます。ご容赦を😁

 ＃プードル＃トリミング＃シニア犬トリミング#poomamire