かぁちゃん家の双子のタルトも生後4カ月を過ぎ、先日去勢手術を済ませました d(*゚∀゚*)
術後は傷口を舐めないよう「エリザベスカラー」を装着!
その姿はパラボラアンテナを連想させ、宇宙空間の未知の生物と交信しているような(笑)
それとも新しい犬種「ラッパ犬♪」 (*≧m≦*)ププッ
意外と気にせずに過ごしており、可愛らしくさえ映ります (⊹^◡^)LOνЁ ゜・*:.。. ♡
今回タルトの去勢手術の件を取り上げたのは、かぁちゃんには珍しく真面目な話をしようかと
思いまして… エッ( ̄ ̄ ̄ ̄^ ̄ ̄ ̄ ̄)ヘン
かぁちゃんの店では仔犬ちゃんをお渡しする際に生後6カ月を目安に「避妊・去勢」をお勧め
しています。
これは将来かかるかもしれない病気を防ぐ為です。
女の子なら「乳癌(乳腺炎)」「子宮蓄膿症」
男の子なら「睾丸癌」「前立腺の病気」
これ以外にも女の子はヒート(発情)時の出血の煩わしさ、男の子はマーキングの悩みから解放される利点もあります。
所が男の子に関して時々困った相談を受ける事があります!
「主人が去勢に反対していて… ε-(ーдー)ハァ」
同じ男として「大事な物を取ってしまう」事にかなりの抵抗があるようです ( ̄⊥ ̄lll)
その気持ちは男性では無いかぁちゃんには解りませんが、去勢していない男の子達が
かなりのストレスを抱えている事は見ていてよく判ります!
ご存知のようにかぁちゃん家はタルト以外、全員女の子です♪
そして半年ごとにヒートが来ます。
この時に去勢していない男の子達の反応たるや!! (゚▽゚;ノ)ノ
お散歩中のご近所さんの男の子達も店の前から動こうとしません!
品の無い例えになりますが… σ(^◇^;)
「心身ともに健康な高校生男子の目の前を綺麗なお姉さんがすっ〇んぽんで歩いている!」
ようなもんです。
「あぁ、それなのに為すすべもなく… o(T^T)o クゥー 」
嗅覚の鋭い犬達にとって目の前に女の子が居なくたって状況は同じです。
「これを同じ男としてどう思うか!ご主人に聞いてみて下さい。」
相談を受けた際のかぁちゃんの名(迷)返答でございます! ( ̄ー ̄)ニヤリッ
さて、去勢手術自体も身体に負担のかかるものではありません。
基本的に日帰り手術です。
とは言え、全身麻酔で行うのですから術前の獣医師の説明にある注意事項は必ず守って下さい。
左2枚はタルトの写真です。
前日は夕食は普通に取り、24時頃から当日11時に病院へ入るまで飲食禁止!
これは麻酔中に吐す事を避ける為。
夕方お迎えに行くと駆け寄って来るほど元気♪
患部に2針、傷口は15mm程。
1週間で抜糸です d(*^ω^*)
名古屋市では、狂犬病のワクチン後の登録が済んでいれば補助金が出ます!
詳しくは獣医師・保健所にお問い合わせください。
これでタルトは病気のリスクを避け、発情のストレスに晒される事も無く過ごして行けます♪
そうそう、女の子の避妊時期について助言を!
ヒートが来る前と、来た後での避妊手術では「乳癌(乳腺種)」の発症率が違います。
特に2回目以降ではリスクが格段に高くなります。
病気予防を前提に避妊手術を受けるのなら身体も大きくなり、且つヒートの来ていない
生後6カ月頃を目安にお考え下さい。
*参考までに*
最近では1回目のヒートが来てからの方が、避妊手術による副作用の「ホルモン性の皮膚病」
の発症率が下がるとの報告もあります。
只、この皮膚病自体の発症率も犬種により異なりますし、殆どの皮膚病自体原因がつかみ難い為、因果関係が問われる事になります。
後は飼い主さんのご判断ですね。
1番大事なのはお家の子にとって何が大切か、
その子にとって出来うる限りのことをしてあげる事ではないでしょうか?